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初めて「鳥飼（とりかい）」を口にした時、一瞬にして虜になりました。
まるで果実のようにフルーティーで、爽やかな香り。焼酎のイメージを覆すその上品な味わいは、熊本県民だけでなく全国の愛飲家、焼酎に馴染みのない人たちまでも魅了してきました。
九州といえば芋焼酎のイメージが強いですが、熊本県は「米焼酎」の名産地。その中でも「鳥飼」は一線を画す存在として高く評価されています。本記事では、そんな「鳥飼」の魅力を、蔵元のこだわりや味わいの特徴、楽しみ方まで徹底的にご紹介します。
「鳥飼」とは？
「鳥飼」は、熊本県人吉市にある鳥飼酒造が生み出す米焼酎です。熊本といえば「球磨焼酎（くましょうちゅう）」というブランドが有名で、人吉・球磨地域は国から地理的表示（GI）として認定されている焼酎の本場。その地で、伝統と革新を融合させたお酒として「鳥飼」は全国的に知られるようになりました。
特に注目すべきは、その吟醸香のような華やかな香り。日本酒好きなら一度は「これは吟醸酒？」と錯覚してしまうほど、フルーティーで柔らかい香り立ちがあります。
鳥飼酒造のこだわり
- 原料は厳選された米と水
仕込みに使われるのは清らかな水と上質な米。原料そのものに強いこだわりを持っています。 - 吟醸酵母の使用
日本酒の吟醸造りで使われる酵母を応用することで、華やかな吟醸香をまとった焼酎に仕上げています。 - 伝統と革新のバランス
球磨焼酎の伝統を守りつつも、新しい製法や発酵管理を取り入れることで、「鳥飼」ならではの唯一無二の味わいを実現しています。
鳥飼」を一言で表すなら、“フルーティーでエレガントな米焼酎”
- 香り：洋梨やリンゴを思わせる華やかで上品な吟醸香
- 味わい：米のまろやかさを感じつつも軽やか。雑味が少なく、すっきりとした印象
- 後味：スッとキレがあり、爽やか。料理の味を引き立てる控えめな余韻
まとめ
「鳥飼」は、熊本が誇るプレミアムな米焼酎です。華やかな吟醸香とすっきりとした味わいで、焼酎に馴染みのない人でも飲みやすく、幅広いシーンで楽しめる一本。伝統と革新のバランスを大切にしながら、長く愛され続ける理由も納得です。
まだ飲んだことがない方は、ぜひ一度「鳥飼」を手に取ってみてください。焼酎のイメージがガラッと変わる、そんな特別な体験になるはずです。
