
横浜・みなとみらいにある蒸留所「NUMBER EIGHT DISTILLERY」。
海の上の特等席で生まれたクラフトジン「NUMBER EIGHT GIN」は、吟醸酒粕焼酎をベースに、8つの個性的なボタニカルが奏でる香りが最高です。
今個人的に一番ハマっているお酒です。ぜひ、皆さんに飲んでほしいお酒です。
▫︎運営会社 / 株式会社HUGEST
https://www.huge.co.jp/
NUMBER EIGHT GIN のコンセプト
- 海に浮かぶ蒸留所という非日常感
- 吟醸酒粕焼酎をベースとした“日本らしさ”
- 和の素材と洋のスタイルが調和した「ハイブリッドスピリッツ」。
- 8種のボタニカルによる多彩な表現
- 神奈川みかんや無農薬レモンといった地元産の柑橘。
- アボカドの種や生ホップなど、個性的でサステナブルな素材。
- ただ飲むだけではなく「地域性・環境・カルチャー」を映すお酒。
使用されている8種のボタニカルとその特徴
🍊 柑橘系(シトラス)
神奈川みかん(Kanagawa Mikan)
→ 地元・神奈川産の温州みかん。甘みと酸味のバランスがよく、柔らかな柑橘の香り。
無農薬レモン(Organic Lemon)
→ 果皮由来の爽やかで鋭い香りが、清涼感と引き締まった印象。苦み成分もほのかにあり、ボディ感を構成。
🌿 ハーバル系(爽やかさ・清涼感)
イエルバブエナ(Yerba Buena / キューバンミント)
→ スペアミントに近い柔らかい清涼感。強すぎないミントの香りが後味に心地よく残る。
レモンバーベナ(Lemon Verbena)
→ レモン様の香りを持つハーブで、ややフローラル。ミントより優しく、上品な香調を加えます。
🌸 フローラル/青み系
生ホップ(Fresh Hops)
→ ビールにも使われるホップの生花。草っぽさと花のような苦みを持ち、ボタニカルな複雑さとほのかな青さを演出。
🌰 スパイス・苦味・深み担当
ジュニパーベリー(Juniper Berries)
→ ジンに不可欠なベースボタニカル。森のような香り、スパイシーさ、ほんのりとした苦み。
アボカドの種(Avocado Seed)
→ 珍しい素材。香り自体は穏やかだが、口当たりをまろやかにし、土っぽさやナッティな厚みを加える役割。
☕ ロースト系・コク
コーヒー豆(Coffee Beans)
→ 焙煎香がジンには珍しく、深みとコクを添える。アクセント的な役割。
分類まとめ
カテゴリ | ボタニカル | 特徴(役割) |
---|---|---|
柑橘系 | 神奈川みかん、無農薬レモン | 爽やかさ、明るさ、引き締め |
ハーブ系 | イエルバブエナ、レモンバーベナ | 清涼感、上品な香り |
フローラル系 | 生ホップ | 青み、フレッシュな苦み |
スパイス系 | ジュニパーベリー | 森林の香り、ジンの基盤 |
ロースト/深み | コーヒー豆 | 焙煎感、コク、個性 |
テクスチャ | アボカドの種 | 柔らかさ、厚み、まろやかさ |


香りに関して
- 第一印象の香り(トップノート)
- グラスを鼻に近づけると、最初に広がるのは柑橘系の爽やかさ。
- 神奈川みかんや無農薬レモンが生み出すジューシーでフレッシュな香りが、ジン特有のジュニパーベリーの清涼感と重なり合う。
- 広がりのある香りの層(ミドルノート)
- イエルバブエナやレモンバーベナのハーブ香が続き、爽快さと心地よい青々しさを演出。
- 「Double Botanical」になると、ボタニカルが倍量になるため、香りに厚みが増し、より深く包み込むような印象。
- 余韻(ラストノート)
- コーヒー豆やアボカドの種がもたらす柔らかなビター感。
- 木の実を思わせる落ち着いたニュアンスが、最後にふわりと残る。
- 甘すぎず、さっぱりすぎないバランスが新感覚を感じさせる。
飲み方に関して
- ストレートで楽しむ
- 冷やしたグラスにそのまま注ぎ、一口。
- ボタニカルの香りと吟醸酒粕焼酎の柔らかな甘みがじっくり伝わる。
- 「Double Botanical」なら、より複雑な香りと味わいをダイレクトに堪能できる。
- ジントニック(※これが一番の飲みやすさ※)
- フィーバツリートニックウォーターと合わせると、柑橘系が前面に押し出され、爽快さが一層引き立つ。
- みかんやレモンをスライスして加えれば、香りの広がりが倍増。
- 「日常の一杯」としても楽しめる飲み方。
- オン・ザ・ロック
- 氷が溶けるにつれて香りが開き、ハーブやビターな余韻が顔を出す。
- 食後にゆっくり楽しむスタイルにおすすめ。
- フードペアリング
- 魚介料理や和食とも相性が良い。
- 特に刺身やカルパッチョのような“素材を活かした料理”に合わせると、ジンの柑橘やハーブが料理を引き立てる。
- また、チョコレートやナッツと合わせれば、ビターな余韻がマッチして“食後のデザートタイム”にも。

ジンが持つ効能・体にいいこと
1. ボタニカル由来の成分
ジンは、ジュニパーベリー(杜松の実)をはじめ、ハーブや柑橘など多様なボタニカルを使います。
- ジュニパーベリー
利尿作用や抗酸化作用があり、古来は「薬用ハーブ」として使われてきました。むくみを防ぎ、体をすっきり整える効果が期待できます。 - 柑橘(レモンやみかん)
ビタミンCやリモネンによるリラックス効果。香りで自律神経を落ち着ける効果があり、女性に嬉しいポイント。 - ハーブ類(レモンバーベナ、イエルバブエナなど)
消化を助け、食後のリフレッシュに効果的。
2. 低カロリーで糖質ゼロ
- ジンは蒸留酒なので糖質をほとんど含まず、ビールや日本酒に比べてカロリーが低め。
- ダイエット中や糖質制限を意識している方に向いています。
3. 消化促進効果
- ハーブやスパイスの香り成分が胃腸を刺激し、消化を助けてくれます。
- ヨーロッパでは昔から「食前酒」「食後酒」として飲まれてきた背景もここにあります。
4. リラックス&ストレスケア
- ジュニパーベリーや柑橘のアロマ効果で、心を落ち着ける作用。
- 適量のアルコールと相まって、緊張をほぐし「眠る前のリラックスドリンク」としてもおすすめ。
5. 血行促進
- 適度なアルコールは血流を良くし、冷え性改善にもつながるといわれています。
- 特に冬場はジンをお湯割り(ホットジンレモネード風)で飲むと体が温まる効果あり。
注意点
- 飲みすぎは逆効果(肝臓や胃腸に負担)。
- 体に良いのは「1日1〜2杯の適量」まで。
- 妊娠中・授乳中の女性、服薬中の方は控える必要あり。